生産体制
通常の旋盤は、回転している材料に加工を施すため、原則として前後左右対象の品物に向いています。 ただ、CNC旋盤というのは、さらに… ●対称中心からずれた穴加工 ●上からの横穴加工 ●それにタッピング(ネジ穴)加工もできます。 また、丸棒材から四角に加工したり、中心からずれたところにも自在に加工することが可能です。 さらに、長い棒材を加工する際に活躍するのがスピンドルの存在。 材料を片持ちのままで加工すると、ビビりが生じ精度がってしまうため、スピンドルを使って材料自体を両側から支えることによって、安定したびびりのない加工ができるのも特徴です。
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マシニングセンタは、 ●予め組んだプログラムに応じた加工が可能 ●工具を変えることで様々な加工に対応できる ●寸法精度とスピードを両立させた工作機械 ●主に平面(板モノ)向き ●量産向き の工作機械で、大実製作所の加工業務の中で最も重要な役割を担っています。 全ての加工担当者が図面を確認し、切削の順番や加工方法を幾つも考え、プログラミングから実際の作業までの全てのプロセスを一貫して行うのが大実流。その中でベストの方法で加工業務を行っています。 寸法精度は切削方法によって大きく変わりますので、これまでの経験の積み重ねが頼りです。
複合機のことをCNCと呼んでいますが、NC(数値制御)の機能に加えて、斜め方向からの加工が出来るなど、マルチタスクをこなせる万能工作機です この工作機械の特徴は、工具の本数が40本以上、マシニングの様な平面の加工もできる機械なので、複雑な形状と工具を多く使う加工に向いています。時間に余裕があれば、何度も工具を取り換えることで、全ての仕事を1台で完結させることができるのも特徴のひとつです。もちろん、プログラム対応ですので「量産向き」とも言えます。 最近は、お客様からの要望も多岐にわたり、一つの部品に様々な機能や付加価値を持たせているものが多いため、今の時代にCNC複合機はなくてはならない工作機械です。
プログラム全盛の今、大実製作所では縦・横フライス盤、ボール盤のほか、彫刻機などの汎用機は、今でも縁の下の力持ちです。 なぜでしょうか。 それは、一次加工だけでは完結出来ない加工が多く、プログラムを組んでまで行っていると、かえって工数が増えてしまう様な複雑な加工業務が増えているからなのです。 そんな時こそ、技術を培い、経験を積んできた大実製作所の職人達の出番です。 「この加工は●●さんにお願いしたい!」と、クライアントから実名で指名される大実製作所の職人の腕の見せどころです。
マシニングセンタや複合機などを所有して切削加工をする企業はたくさんありますが、実は完成品として二次加工や組立ての出来る企業が少なくなった、とお客様からお聞きしたことがあります。 大実製作所は樹脂の切削加工の総合カンパニーです。2019年に稼働開始した筑西工場には、静電対策室を設置するなど、「接着・溶接」「仕上げ」「彫刻」なども含め、樹脂の切削加工に関する全てをお任せください。 貴社のご要望に可能な限りお応えすることをお約束します。
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